10月7日(水) <青面金剛(しょうめんこんごう)>
更新をしばらく休んでいる内に季節はすっかり秋が深まり、紅葉も里山へと
向かって来ています。
さて、村内には70基余りの信仰碑があるという。その中で、国道342号線を
横手方面から栗駒方面へと車を走らせると岩井川の入り口左側にひときわ大
きな庚申塔がある。その横に写真の「青面金剛」が並んで建てられてある。
「青面金剛」塔が東成瀬地区には文字塔一基と刻像三基が確認されている
そうですが、この塔だけが鮮明であとはかなり摩滅して判読できない状態で
非常に貴重なものだそうです。(東成瀬村郷土誌資料による)それが長い年
月を風雨にさらされ、ついに倒れて壊れてしまった。そこで部落で補修をし、
ご覧のように特に雪対策として頑丈な石版で囲いを作り、守ることになった。
立派な家の中でしかも前にはコスモスの花が添えられて、ご機嫌の金剛様
を覗いて見た。そして、どうかこれからも村のことをお願い致しますと・・・・・