2月15日(月) <雪中田植え>
この時期、昔から伝わる雪国独特の小正月行事が各地で盛んに行われている。
そんな中、まるごと自然館ではこの地区に伝わる年中行事の一つ、「雪中田植え」
が東成瀬小学校5年生15名を迎えて行われた。
今では農業の近代化、機会化によりほとんど行われなくなった農耕予祝の行事を
子どもたちに伝え、当時の生活の模様を少しでも知ってもらおうと、村の教育委員
会の企画と「昔っこの会」の協力で毎年実施されている。
時々吹雪く寒さに耐えながら、稻藁と豆殻を束ねた苗を雪の田んぼに植えていま
した。(昔の人たちはこうして豊作を祈りながら懸命に農作業に打ち込んで来たの
だろうなあと思いながら・・・・・)
そして、室内では「ホケキョ餅」等の餅作り体験、昔語りを聞き、最後に昔っこの会
で準備された美味しいつきたてのきなこ餅、あんこ餅をごちそうになり、学校へと
帰って行った。