仙北街道

ツナギ沢 栃川からツナギ沢間は数回の沢越えがある。昔は丸木橋があったとされている。
 「ツナギ」の語源については、虻の一種で人畜を刺す虫が多くいるから、という説がある。
 昔ある一人の六部「六十六部の略。巡礼。」あり。今まさに国を越えんと(ツナギ沢)まで来たところが、ツナギの群れが六部を取り巻き、顔や頭、手と言わず足と言わずつくりつくりと刺されて、痛いやらかゆいやらでさんざんなめにあった。そこで六部、背負っていた笈を下ろして、中からホラ貝を取り出すと、それを精一杯ブーブーと吹き鳴らしツナギ共を吹き飛ばそうとしたのだが、その音を聞いた他のツナギ共、お頭さんの『集まれ』の合図と思ったらしく、ホラの音の聞こえた方に飛んで来た。ツナギ共が来てみれば、六部と仲間の大合戦。つぎつぎと寄って来たツナギ共、ソレッとばかりに六部をチクチクと刺した。そして、さすがの六部も力つきついにこの場に死んだと言うことである。(果たして信憑せいの程は?????)
仙人

ツナギ沢

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