ここに来て、急に肌寒く感じて半袖にしようか、長袖にしようかと迷いながらの出勤となった。朝から雨降りの今日、天気が回復に向かい気温も徐々に上がって来た頃、まるごと自然館　前に大型バスが到着した。バスから降りたのは東成瀬小学校二年生３２名の皆さん。二人の先生に引率され、生活科の勉強で村内にある施設見学との事、今日の日程は岩井川の「なるせ加工所」「地域交流センターゆるるん」。椿川「まるごと自然館」「オートキャンプ場　ぽよよんの森」だそうで、約２０分位で館内を見学してもらった。短い時間ながらそれぞれ自分の興味のある展示物前で足を止め、注意深く見ている姿がありました。まるごと自然館では、あんなのが見られると分かってもらえただけでも良かった。「ありがとうございました。」と元気なあいさつの後、次の施設へとバスに乗り込んだ。今度はゆっくりとご家族の方と来てください。

リリリーン　リリリーン　リリリーン　リリリーン
まるごと自然館の玄関を入ると、涼やかな声が聞こえる。
まだ幼虫の頃に、Ｂさんが持ってきてくれた、スズムシが成虫となって、
元気な鳴き声を聞かせてくれている。
いや、声じゃなくて、翅をすりあわせる音だそうだ。
それにしても、涼しげな　秋を感じさせる音。
行く夏を惜しむように、こんな訪問者も・・・・・。

台風一過の天気に誘われて、初秋の栗駒を訪ねてみた。
６月のまだ雪渓が残ってる時期に来てから、久々である。
山はすっかり、秋風が吹いていた。
花の終わりを告げる「オヤマリンドウ」「ウメバチソウ」「ミヤマアキノキリンソウ」
などが咲いていた。
天狗岩の少し上に、なにやら鉄柱のようなものがある。何だろうと近づいてみたら、
火山観測の計測器だそうだ。８月３１日までの工期と看板がでていた。
秋のお彼岸頃になれば、山頂部から色づきはじめ、栗駒山は燃えるような紅葉に
包まれる。少し前の、静かな山行きでした。