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エゾオヤマリンドウ
リンドウ科リンドウ属の多年草の高山植物
秋の湿原を代表する花で、栗駒山の名残が原に多く見られる。 ミヤマアキノキリンソウ・ウメバチソウとともに、
この花が咲くと、いよいよ花のシーズンは終わりです。
9月1日撮影 |
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ミヤマアキノキリンソウ
キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物
亜高山帯~高山帯の草地、砂礫地に生育する。
エゾオヤマリンドウ、ウメバチソウとともに、花の最期を締めくくる。
そして、山は紅葉へと加速していく。
9月1日撮影 |
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マユタテアカネ ( トンボ科 ) 額を前から見ると「眉を立てた」ように見える黒班があるトンボです。 水田・用水路・林間の小池で発生し、林の縁などにあるややうす暗い 環境を好み、7月から10月頃まで 観察できます。 |
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ノシメトンボ (トンボ科) アキアカネと並んで、よく見られるアカネ属のトンボです。 水草の多い開けた池沼で発生し、7月~10月頃まで見られます。 オスは成熟すると赤褐色になります。 |
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アキアカネ (トンボ科) 赤トンボとして親しまれている普通に見られるトンボです。 平地の湿地や水田で6月頃羽化し、山に登り暑い夏の間、未熟な固体 として、山上の涼しいところで生活し、9月中旬頃、体色も赤くなって里に下りて産卵します。 |
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ショウジョウトンボ (トンボ科) 小さな池沼で、6月~9月頃まで見られる中型のトンボで、 オス・メスは橙黄色をしているが、 成熟したオスは全身が鮮やかな赤色になり、 赤い猿「猩々」になぞられて名付けられたと言われます。 |
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ハグロトンボ (カワトンボ科) 水草の多いゆるやかな流れの、小川や水田周辺の用水路等で、 6月~9月頃まで多く見られます。 ヤゴの住む環境の悪化により、 一時少なくなったのですが、 数年前からは、多く見られるようになりました。 |
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オナガサナエ (サナエトンボ科) 成瀬川流域の石の上に、 じっと静止していることが多い、 中型のサナエトンボで、7月~9月頃まで見られます。 オスの尾部付属器が長いことなどから、この名前がついています。 |
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イワショウブ チシマゼキショウ科イワショウブ属の多年草 本州のおもに日本海側に分布し、 湿原などの湿り気のある場所に自生する。 栗駒では、名残が原や秣岳への縦走路の湿原に多く見られる。 9月1日撮影 |
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シロバナトウウチソウ バラ科ワレモコウ属の多年草 花穂の下から上へ開花していく。 日本固有種。 本州の東北地方に分布し、高山帯の草地に生育する。 栗駒では、登山道沿いにポピュラーに見られる花である。 9月1日撮影 |
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ウメバチソウ ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草 花が家紋の梅鉢の形に似ていることから名前がつけられた。 村では、この花が咲くと「マイタケ」が生える時期の目安と言われているが・・・・??? 9月1日撮影 |
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キイトトンボ(イトトンボ科) 全身が黄色の美しいトンボで、水草の多い湖沼や湿原に、6月~9月頃まで見られる。 雄雌が連結して、水面近くに生えている植物の茎などに産卵する姿が、 午前中に多く観察することができる。 |
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ミヤマカワトンボ(カワトンボ科) 山地の小川の清流で6月~8月頃まで見られる。小川沿いに歩くと、橙褐色の翅をヒラヒラさせて飛び回ったり、 石の上に静止している美しいトンボを見ることがある。 子供の頃、川へ泳ぎに行くと、よくみかけるトンボでした。 |
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エゾイトトンボ(イトトンボ科) 水草の多い湖沼、休耕田の湿地帯、湿原に6月~9月頃まで見られる。 ルリ色の地に黒班のある美しいトンボでオゼイトトンボと似ているが、オスの腹部第2節の斑紋はスペード形で、はっきり区別できます。 |
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オニヤンマ(オニヤンマ科) 日本で一番大きなトンボで、特にメスが大きく、6月~9月頃まで各地で多く見られます。 黒地に黄色の縞条があり、成熟した固体は複眼がエメラルドのような、光沢の強い深緑色をしています。 子供の頃早起きして、羽化するオニヤンマをよく見にいったものです。 |
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ネジバナ(別名モジズリ) ラン科ネジバナ属の小型の多年草 ラン科では、珍しく道端や土手等人間の生活圏に近いところで、普通に見ることができる。が、最近は山野草として人気が出て来たことによる乱獲で、非常に少なくなっている。 8月3日撮影。 |
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ホタルブクロ キキョウ科の多年草 夏に、大きな釣り鐘状の花を咲かせる。山間部では、人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として、栽培されることも多い。 ここでは、家の周りに群生して咲いているのをよく見かける。 8月3日撮影。 |
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シナノキンバイ キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草 北海道~中部以北の高山帯に生える高山植物。 花は直径3~4㎝、あざやかな黄色で気品がある。焼石岳の8合目から9合目に見られる。 今年は雪消えが早く、もう咲いていた。 6月12日撮影。 |
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キジムシロ バラ科キジムシロ属の多年草 焼石岳8合目の焼石沼周辺に、ミヤマキンポウゲ等とともに、一大群落をつくる。 黄色いお花畑は圧巻である。 いつもは7月中旬が見頃なのだが、今年は1週間以上早い感じがした。 6月12日撮影。 |
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ミヤマダイコンソウ バラ科ダイコンソウ属の多年草 焼石岳の9合目から頂上付近の風当たりの強い場所に生育する。 「もう一息、頑張れ!!」と、登山者を励ましてくれる花である。 6月12日撮影。 |
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ユキワリコザクラ サクラソウ科サクラソウ属の多年草 6月上旬に焼石岳の姥石平に咲く。 この花を見に来る山人たちで、焼石銀座の様相を呈する。 今年は雪消えが早く、花も例年より1週間は早い感じがした。 6月12日撮影。 |
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ハクサンイチゲ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 ユキワリコザクラ・ミヤマシオガマと並んで、焼石岳を代表する花。 山頂から姥石平を臨むと、まるで雪が降ったように真っ白な花畑が広がる。 6月12日撮影。 |
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ミヤマシオガマ ハマウツボ科シオガマギク属の多年草 ユキワリコザクラ・ハクサンイチゲと並んで、焼石岳を代表する花。 真っ白なハクサンイチゲの花畑の中に、鮮やかな紅紫色の花が、みごとなコントラストを描いています。 6月12日撮影。 |
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ムシトリスミレ タヌキモ科ムシトリスミレ属の 食虫植物の一種 スミレに似た花をつける。 焼石では、ユキワリコザクラの花が終わりを告げる頃、 この花が咲き出すそうです。 6月12日撮影。 |
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イワカガミ イワウメ科イワカガミ属の多年草 九州から北海道まで幅広く分布する。 須川高原には、イワカガミが群生する 「イワカガミ湿原」があるように、 栗駒を代表する花です。 6月7日撮影。 |
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ヒナザクラ サクラソウ科サクラソウ属の多年草。 本州の東北地方に分布する、日本特産の高山植物。 栗駒でも焼石でも、雪が消えたところに可憐な花を咲かせます。 遅くまで雪渓が残る場所では、7月頃に咲いているのを見かけることが多々あります。 6月7日撮影。 |
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タテヤマリンドウ リンドウ科リンドウ属の越年草 高山や亜高山の湿原や湿り気のある場所に自生する。栗駒では、名残が原や野鳥の森に群生している。 花は日が当たっている時だけ開き、曇天・雨天時は筆先の形をした蕾状態になって閉じている。 秋田県では、絶滅危惧種Ⅱ類。 6月7日撮影。 |
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コメバツガザクラ ツツジ科コメバツガザクラ属の常緑小低木 北海道、本州中部以北に分布し、高山の砂礫地や岩礫地に生育する。 いかにも高山植物と思わせるように、岩石にへばりついて小さな花を咲かせています。 6月7日撮影。 |
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ムラサキヤシオツツジ ツツジ科ツツジ属の落葉低木 北海道、本州の東北地方。および中部地方の日本海側に分布。 ここら辺では、裏山の林の中によく見かける花で、緑の木々の中にひときわ鮮やかに咲いています。 この村には、シロヤシオもあるそうですが、私はまだ見てません。 5月15日弘法の祠祭りの日に撮影。 |
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オオカメノキ(ムシカリ) レンブクソウ科ガマズミ属の常緑低木ー小高木 夏に赤い実をつけ、秋には黒色に熟す。村では林道の至る所で見かける花なので、やり過ごしてしまいがちですが、 よーく見るとかわいい花ですよ。 5月15日弘法の祠祭りの日に撮影。 |
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ユキツバキ ツバキ科ツバキ属の落葉低木 本州の東北地方から北陸地方の日本海側に分布。 奥州市胆沢地区が北限。 5月15日弘法の祠祭りの日、仙北道の脇に咲いていました。 仙北道は胆沢に通ずる道・・・。 |
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スミレサイシン スミレ科スミレ属 北海道西南部と本州の主に日本海側に分布する多年草。 5月15日弘法の祠祭りにて。弘法の祠に行く参道に、可憐な花を咲かせていました。春を告げる代表的な花です。スミレの種類はあまりにたくさんあって、なかなか覚えられませんが、この花は葉っぱに特徴があって、わかりやすいです。 |
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平良カブ 秋田の伝統野菜 古くから東成瀬村平良地区で、栽培されてきた在来種の青首の長カブ。 近年は、葉たばこの栽培が、終了したと同時に栽培する農家が減って しまい、収穫量も年々減ってきています。 |
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ショウジョウバカマ ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草 5月6日の名残ケ原にて。 雪が消え、ようやく蕾が出てきました。花盛りを迎える先達として、緑乏しい季節に色をそえます。 |
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イワナシ ツツジ科イワナシ属の常緑小低木 5月6日名残ケ原にて。 登山道の脇にひっそりと咲いていました、上を向いて歩いたら、気づかないくらい小さな花です。 この花も雪消えと同時に咲く花で、今の時期でないとなかなかお目にかかれません。 |