薬礼日

 12月8日(火)、年中行事の再現「豆腐あぶり」が行われました。毎年、小学校4年生がこの行事を体験します。まずは、カルタ大会!!なんとこの大会、今年で35回目・・・つまり35年も続いている行事なんです。カルタは東成瀬村郷土カルタ。気合充分、大会の始まりです。予選5組で一番札をとった人が決勝へ進み、決勝戦。男女それぞれ一番多く札をとった人が今年のカルタキングとクィーンになります。
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 来年、この2人の名前が歴代キングとクィーン2020年の欄に載ります。おめでとうございます。
 
 続いて、昔語りを一つ聞いた後に、いよいよ豆腐あぶり行事。
 昔、12月8日は「薬礼日(やくれいび)」といって、お医者さんに1年の薬代を支払う日とされていたそうです。その日に、「来年こそは医者にかからないぞ」と心に決め、医者のすねにミソをつけるという意味から田楽(豆腐を医者のすねにみたて、味噌とは恥をかかせる意味)を作って食べたそうです。
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 1年の健康を祈り、ほっこりあぶりあがった豆腐をほおばりました。今日使った味噌は、3年生の時に自分たちが味噌づくり体験で作った味噌。格別な味だったでしょう。

※お医者さんは薬代を支払いに行った方々に「寄せ豆腐(お客さんを寄せるという意味で)」をごちそうしたそうです。面白いですね。