見立て田
2月17日、小学校5年生が年中行事の「雪中田植え」を体験しました。まずは友信さんから「雪中田植えとは?」説明を聞きました。
子どもたちも衣装をまとい、いよいよ外での体験です。田んぼに見立てた雪上に稲わらや豆殻を束ねた苗を植えて、豆や籾殻などをまいて今年の作柄を占います。
児童全員が苗を雪に植えて体験。ALTのダニエル先生も初体験です。
次は、臼と杵を使って餅つき。なかなか餅つきをする機会がなくなっていると思いますので貴重な体験ですね。我がまるごと自然館長も頑張りました!
つきたての餅で、あわぼもち(粟穂餅)、めぁっこもち(繭っこ餅)、ホケキョ餅(稲穂餅)の3種類を作ります。この餅はここまるごと自然館で干し(乾燥させて)、来年度の4年生が体験する「歯がため」という年中行事で揚げ餅として利用されます。後輩のために一生懸命、縄にもちっこをつけてくれました。
最後は昔っこの会の昔話を聞いて、お餅をごちそうになりましたとさ。
つぶし豆と大根おろし
今日の郷土料理教室は、「檜山なます」と「赤かぶのちらし寿司」です。
檜山なますとは、わらび、沢もたし、油揚げ、つぶし豆、これに大根おろしとおろし汁を入れて煮たもの。
昔は豆をつぶす専用の石があってその上でつぶしたもんだ~との話。
昔は12月9日が大黒様の年越しの日とされており、いろいろな行事をしているところもあるようです。村では豆の好きな大黒様に豆料理をお供えしお祝いしていたようで、「大黒なます」とも呼ばれています。今でも年中行事の再現事業では小学校2年生が大黒様行事を体験し、「大黒なます」をごちそうになっています。
赤かぶのちらし寿司
ほんのり桃色は野菜から出た天然な色なので安心、なおかつ可愛らしいちらしに。
しいたけに、明太子マヨネーズをかけてオーブンで焼くだけでおつまみに。
まるごと自然館特製のどくだみ茶を添えて出来上がり!!檜山なます、50年ぶりに食った~、初めて食べた~と様々。確かにばっぱがいる頃はもう少し汁のあるものをお椀で食べていた記憶が。など昔話をしながら美味しくいただきました。
桃の節句にふさわしい「赤かぶのちらし寿司」、あまりに可愛かったのでふる里館のお雛様にお供えしてもらいました。ふる里館では4種類の段飾りを展示しています。是非そちらにも足を運んでみてください。
次回は、3月23日(木)午前9時~
なんと参加者が家にあった珍しい型を持ってきてくれたので、それを使ってお菓子?!とか。またまた楽しみ♪♪ですね。