この度、文化庁の歴史の道百選に「仙北街道」が選定されました。1996年に78件が選ばれて以来23年ぶりの追加選定です。
選定された「仙北街道」は秋田県東成瀬村の手倉御番所跡から岩手県奥州市の下嵐江(おろせ)までの全長24km。古代から近代にかけ、秋田県と岩手県南部を結ぶ要路となり主に人や物資の運搬を目的に使われていました。歴史の古さだけではなく、原生的なブナ林に覆われた道は美しい自然を感じられる道となっています。
生きる
~残したい歌・昔語り・絵本~ と題して、10月27日(日)ゆるるんを会場に、読みかたりグループ「つくしんぼ」によるイベントが開催されました。とっても素晴らしいイベントだったのでご紹介します。
内容は3部構成で、1部 増田町ラ・ルーナコーラスさんによる懐かしい歌。会場のみなさんも一緒に歌ったり、手拍子をしたりととても楽しい時間を過ごしました。
2部は昔っこの語り。3名による昔語りに、会場からは笑いの声が。
3部は絵本の読みかたり。BGM付きや大画面で絵本を見ながらの読みかたりに聞き入りました。
残したい歌や昔っこ、そして絵本はたくさんあります。こうしたイベントを通じて、村民の身近なものになってほしいと思います。
可愛いしおりもいただきました。
作品満載!!
10月25日~26日に村の産業祭が行われました。この出品物の中に、生涯学習の体験コースで行われている「家庭菜園教室」で育てられた野菜もついに登場!!「目指せ産業祭」を合い言葉に勉強に実践に頑張ってきた成果が出ました。
残念ながら賞はつきませんでしたが、来年こそはと意欲をかき立てられます。
同日、この産業祭の中に生涯学習展、上掵遺跡展を開催しています。
上掵遺跡展では今年9月に出土した70cm以上もある土器を復元したものや、大型磨製石斧のレプリカなど展示されました。また、上掵遺跡の様子や縄文体験教室の様子などの写真展示もありました。
生涯学習展では【体験】華道教室でなんと、上掵遺跡から出た土器にお花を生けるなど斬新な展示となりました。まさか土器に・・・見学者を驚かせました。
花材は様々・・・うちのまわりにある紅葉、黒ほうづき、あじさい、キバナコスモス、ダリアなどなど、まさに縄文時代とのコラボ作品でした。
つる細工、御殿まり、こだし それぞれの技術がたっぷり。素晴らしい作品満載
陶芸同好会、編み物同好会 おちょこで一杯、編み物もこれからの季節必需品
【体験コース】絵手紙、俳句、折り紙、家庭菜園
折り紙教室は、東成瀬村老人クラブ連合会ともコラボしました。
今年も会場を賑やかにしました。ここでは伝えきれないほどの作品の良さです。是非、来年、会場にお越しください。
※今年展示された、「こだし、つる細工、陶芸、絵手紙、折り紙」はふる里館にしばらく展示します。その後、まるごと自然館へ移動し展示予定。是非、こちらへも足を運んでみてください。