12月13日、年中行事の再現「豆腐あぶり」行事が行われました。体験したのは東成瀬小学校4年生30人です。初めになんと、今年33回目を迎える郷土カルタ大会です。この郷土カルタは、昭和57年に完成したもので当時、全戸配布されています。読み札は、村内の歴史や景勝地がうまくもりこまれていて、絵札の裏に解説がついています。今日の「豆腐あぶり」の札もあるんですよ。
カルタ大会開始!!それぞれグループに分かれ、一番多く札をとった人が決勝へ・・・決勝進出を目指します。
協力隊の小嶋君も郷土カルタ大会に参加してみました。2枚しかとれませんでした。
カルタキングは髙橋君、カルタクィーンは吉田さんに決定しました。
昔っこの会による「豆腐の病気」という昔語りです。豆腐が病気をして、元の豆(マメ)には戻れない・・というお話でした。
「豆腐あぶりのいわれ」・・・12月8日は、医者への1年間の薬代を総決算する日であり、「薬礼日」とされています。この日に豆腐あぶりをしていました。貧乏でありながら、常に医者にかからなければならない人がいて、その年の薬代も満足に支払えない状態だったので、「来年こそは医者にかからない」ということで「医者のスネにミソをつける」という意味で始まったそうです。
味噌をつける体験もしてみました。豆腐に味噌をぬるのが難しかったようです。
いただきま~す!!美味しくいただきました。
おでん祭り
12月6日(木)、今年度、きっかけづくりをテーマに開講している生涯学習教室の体験コース。その中の家庭菜園で収穫した大根を使って、体験コースへ参加してくれた皆さんとの交流会が行われました。通称「おでん祭り」への参加者は40名ほど・・・それぞれの教室の講師の先生にもご参加いただき、本当に嬉しく思います。
さて、交流会の始まりは同じく体験コースの郷土料理教室。もちろん家庭菜園教室で収穫した大根を使わせてもらって、第Ⅰ部「なた漬けを作ろう!!」
なたで大根を切ります。
麹に熱いお湯をヒタヒタに入れて、冷ましたもの
大根に調味料、麹を入れかき混ぜます。調味料は酢、酒、塩、砂糖
今日は真っ白な大根のほかに、色合いで紫大根と人参も一緒に漬けました。
石などで軽く押さえて、2~3日で美味しく漬かります。(今日は石がないので鍋に水で)
なたを使うのは大根の切り口にひだが出来、味がしみやすくなります。柚の皮を少々入れると風味良く食べられるそうです。
第Ⅱ部「交流会」、メインはもちろん「おでん」!!
この日に合わせてつけておいた「なた漬け」、おにぎり、あずきでっち、持ち寄った漬け物などたーくさんのごちそうです。
ギター教室の先生による歌もあり、大盛況に終わりました。
家庭菜園教室はこんなふうに進んでいきました。また来年もやりたという声があります。大根だけではなく、他の作物にも挑戦予定。是非、参加してみませんか?
※12月1日着任の地域おこし協力隊の小嶋君です。教育委員会に所属し、主にスポーツ振興を担当します。よろしくお願いします。早速、今日の交流会にも参加しました。